俺はパリ沖(至)組のチンピラだ。親分は俺より十八年長だ。いつも、ダンディー。下ネタを一切言わない。人の悪口も一切言わない。スローさんの記事に呼応するけれど、じーちゃんには全く見えない。現役、フリージャズシーンを背負って立ってきた存在感。そういう人なのだ。沖組の若頭、真子ちゃん(佐藤真師匠)も、俺より十三年長だ。いつも、
ジーンズ。オシャレなTシャツかワイシャツ。まったく、じーちゃんには見えない。
 

一番、相対的に若い俺がファッションには真逆。いつも、る。安物ばかりである。おっほほほほほぉー、ファッションに無頓着なの? これが全く違う。私は着るものにはうるさいのだ。以前に書いた絶賛フレーズ「ブランドは俺だ」。ブランドがブランド品なんぞ絶対に着ないのである。自分に似合うもの以外は絶対に着ない。「しがないピアノ弾きに似合うもの」、これ以外は絶対に着ないのである。おっ、結局、俺がボロ着ててもピアノを聴けば分かるやんけぇーという、なんか真奥から出る諸々自負があるんだろうねぇー、鬱陶しい奴だねぇー、裕センセって。勢い付いて書いちゃう。そのですねえー、「こういう時にはこういう恰好」という定規が嫌いだし「アーティストとか
ミュージッシャンらしい恰好」、これも大嫌い。だぁーらよぉー、着るものがなく調理油なっちまう。だぁーら、いつも、同じ物を着る。中身が変わればいいじゃん。
わっ、哲学者っ! 「らしい」というのが名犬ラッシーじゃねってのっ!

 
あらっ? 昨晩はアートセンターでのコンサート。なんか、前のブログで「ベルリン在住のクラッシックピアニスト」と書いたけれど、じぇんじぇん違った。「アイルランド在住の元クラッシックピアノをやっていたインプロバイザー」。こうなると俺の諸々の危惧なんちゅうもんはない。一部、ばんばん弾いてもらった。素敵だった。やっぱ、いわゆる基礎からやっているピアニストとチンピラはちゃうねぇーという実感ね。仲良しに
なった。同業者は仲良しに越したこ牙醫たぁーねぇー。
あれっ? なんか元々書きたかったこと、なんだっけな?


あっ、そうそう、俺が階上でビールを頼んでバカでかいホールに降りて行ったら、沖組長のトランペットの音。真若頭のドラムス。やっ、やべぇーとピアノに向かう。主催者がセッティングされていた俺のビデオカメラを落とす。電子ピアノのボリュームをいじる。演奏が始まっているのにがしゃがしゃする。
沖組長がソロ演奏中の一瞬の間合いで「なにやってんだっ、馬鹿っ」と言った「ように聞こえた」のだ。演奏前にチンピラは二秒ぐらい沈んだ。組長に叱られたのだ。
今、ビデオの編集をしていたら、組長は、「どうしたの?」とおっしゃっていたのだ。しかし、もう、遅い。叱られたチンピラはマイナス点を取り戻そうと必死の演奏。
翌日、組長から「お疲れぇー、イサオ、最高だったよっ! (^-^)/」だって。